AFCチャンピオンズリーグ/ACL
各国クラブチームによるアジア王者決定戦。
背景:
2002年にそれまで有ったアジアクラブ選手権、アジアカップウィナーズカップ、アジア
スーパーカップを統合し、UEFAチャンピオンズリーグをモデルに創設された大会。
2009年には大会レベルの向上を目指しAFCプロリーグ特別委員会の元で大会方式の見直しが
図られた。
主催:AFC
出場チーム:
AFCメンバー協会から組織、競技力、観客、マーケティング、ビジネススケール、などを
ポイント換算したものをベースに上位9協会が選ばれ、ポイントにより各協会に30の出場枠が
それぞれ割当てられた。
2010年大会の出場枠は以下の通り。
4チーム:日本、韓国、中国、イラン、サウジアラビア、UAE(合計24チーム)
2チーム:オーストラリア、ウズベキスタン、カタール(合計6チーム)
また、東アジア、西アジアにそれぞれプレーオフ枠が各1設けられ、合計32チームによって大会が
実施される。尚、従来の前回優勝チーム枠は廃止された。
大会方式:
最初にプレーオフが行われ、次にグループステージで9協会の代表30チームにプレーオフを勝ち
抜いた2チームを加えた合計32チームを東西各16チーム8グループに分けホームアンドアウェーの
リーグ戦を行い各グループ上位2チームが決定後、東西毎にノックアウト形式のラウンド16を行い
東西各4チームの準々決勝進出チームを決定する。
ノックアウトステージ準々決勝の組合せは組合せ抽選で決定し、以降決勝を除きホームアンド
アウェー方式で勝者を決定し、決勝のみ1試合で勝者を決定する(決勝の開催地は2010年大会は
日本)。
優勝:
第1回(2002/03年) アル・アイン(UAE)(日本から清水、鹿島が出場)
第2回(2004年) アル・イテハド(サウジアラビア)(日本から横浜、磐田が出場)
第3回(2005年) アル・イテハド(サウジアラビア)(日本から横浜、磐田が出場)
第4回(2006年) 全北現代モータース(韓国)(日本からG大阪、東京Vが出場)
第5回(2007年) 浦和レッドダイヤモンズ(日本から浦和、川崎が出場)
第6回(2008年) ガンバ大阪(日本から浦和、G大阪、鹿島が出場)
第7回(2009年) 浦項スティーラーズ(韓国)(日本から鹿島、川崎、名古屋、G大阪が出場)
第8回(2010年) 未定(日本から鹿島、G大阪、川崎、広島が出場)
備考:
2005年より優勝チームにFIFAクラブワールドチャンピオンシップ(2006年からFIFAクラブワールド
カップに名称変更)の出場権が与えられるようになった。
2007年大会の場合、日本のチーム(浦和)がACLで優勝した為、日本以外の次順位のチーム(準優勝
のイランのセパハン)にもFIFAクラブワールドカップ出場権が与えられた。
2009年大会から大会形式が大きく変更された(出場チームを29から32に増加、等)。
AFCチャンピオンズリーグに出場できないAFCランク下位のチームによるAFCカップ及びさらに
その下位によるAFCプレジデンツカップがある。